ヤクセルの包丁がお手元に届くまで
だから、企画からデザイン、設計、製造、検査、出荷まで、どの工程も手を抜かず、気を抜かず。
その思いとこだわりはきっと、手にしていただいた瞬間、お使いいただくたびに感じていただけるはずです。
お客様の声や、スタッフ自身が感じた「こういうものがあったらいいな」をアイデアとして出し合い、新商品の方向性を決定。さらに営業担当や製造担当らとも打ち合わせを重ね、商品化に向けての具体的なコンセプトをプランニングしていきます。

これから作る商品のプランが固まったら、デザインの設計に入ります。見た目の美しさはもちろん、握りやすさ、使いやすさもじっくりと検証しながら図面と原寸のモデルを作成。ヤクセルの求める形ができ上がるまで、何度も修正を繰り返します。

新製品を製造する前に、お客様のさまざまなご使用シーンを想定した試験を実施。自社の厳しい基準で商品の安全性に問題はないか確認します。また、商品がコンセプト通りか、仕様通りか、トラブルなく製造できるかなどもあわせてチェックします。

関の包丁製作には30以上もの工程があり、古くから地域にまたがる分業体制が確立されています。ヤクセルも多くのパートナー企業や職人さんとの協業に支えられていますが、刃付けや磨きなどの大切な部分は内製。手仕事で信頼の品質を守っています。

出荷を前に、品質管理部門の専門検査員が最終チェック。”ヤクセル品質基準”に基づいて検査を行い、すべての項目をクリアした商品のみが出荷工程へと送り出されます。万一、不合格品が発生した場合は原因を究明するとともに、再発防止に努めます。

清潔な部屋で梱包作業を行い、いよいよ出荷。 すべて品質管理部門による検査を通過した商品ですが、梱包時にキズがないかなど入念なチェックを行い、万全を期しています。こうしてさまざまな工程を経た商品は全国の取扱い店に届けられていくのです。
