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管理栄養士ブログ【第六回】

2018.03.02

こんにちは。
冬季オリンピックも終わりいつの間にか3月ですね!厳しかった寒さも和らぎ、
もう春がすぐそこまで来ているように感じます。
お昼のぽかぽか陽気の日は遠くに出かけたいな~なんて考えています。
3月3日はひな祭りですね。
皆さんのご家庭では準備は進んでいますか??
もともとは中国の遣唐使によって伝えられた邪気を追い払う行事でしたが、
江戸時代に現在のようなお雛様を飾り、女の子の幸せを願う行事となりました。
そんなひな祭りの時期によく見かける菱餅。
最近はゼリーやケーキが3色になって売られているのも見ます。
そんな菱餅の色と順番には意味があるのです。

まず色は【赤・白・緑】ですね。
・赤色
 桃の花、魔除け意味
 クチナシの実で色づけ→クチナシの実には解毒作用
・白色
 残雪、子孫繁栄、長寿、清浄などを意味
 ヒシの実でできている→ヒシの実には血圧降下作用
・緑色
 健康や長寿を意味
 ヨモギの新芽による色→ヨモギには造血効果

以上の色の順番は下から緑→白→赤が一般的ですね!
なぜこの順番かというと
【大地には新芽が芽吹き(緑)、その上に残る雪(白)、さらにその上には桃の花(赤)が咲いている】
というような春の訪れの風景を表現しているのです。
そんな菱餅の3色をイメージし、弊社の商品【くまのがっこう抜き型セット】を使って、
お子様も喜ぶ可愛いケーキを作りました!!


桜と桜の葉の粉末で色づけ、見た目、風味に春を感じるようなケーキにしました。

【材料】
スポンジケーキ1枚分(直径15センチ丸型)
・全卵     … 2個         無塩バター    … 20g
・グラニュー糖 … 70g        牛乳       … 20g
・薄力粉    … 70g               桜、桜の葉の粉末 … 適量
色つきスポンジケーキ1枚分(直径15センチ丸型)
上記のスポンジケーキの材料に
・赤色…桜やいちごの粉末を10g
・緑色…桜の葉や抹茶の粉末を10g
 ※着色に使用した粉の分、薄力粉を減らす
デコレーション用
・あんこ、生クリーム、チョコペン、フルーツ … お好みで
【下準備】
・オーブン→170度に予熱
・薄力粉はふるっておく
・湯煎の準備
・バターと牛乳は合わせてボウルに入れ湯煎にかけておく

【作り方】
1.ボウルに卵を割りほぐし、グラニュー糖を3回に分けてよく混ぜる。
☆point…卵と砂糖を何回かに分けよく混ぜることで空気が入りきめ細かい生地に!
2.湯煎(人肌よりぬるいくらい)で温めながらグラニュー糖が解けるくらいまで混ぜる。
3.卵に熱がついたら湯煎から外し、ハンドミキサー高速で立てる。
☆point…卵は40℃くらいで起泡性を発揮し、ふわふわな生地にするに!
4.カサが十分に増え、白くもったりと持ち上がるくらいになったら速度を低速にして2分ほど混ぜる。*撹拌終了
5.ふるっておいた粉を加える。練らないよう、下からすくい上げるように混ぜる。
 *ここで色づけ粉を入れる
6.溶かしておいたバターと牛乳に生地を少し入れよく混ぜる。
7.生地のボウルに戻し、さっくりと混ぜる。
8.生地を型に入れ、オーブンで20分ほど焼く。
9.焼きあがったらケーキクーラーに逆さにだし、粗熱がとれたら冷蔵庫へ。
10.生地をそれぞれ型抜き。
緑→あんこ→白→生クリーム→赤の順で乗せ、デコレーションしたら完成!

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